失語症デイを開く　in　沖縄

幸せとは何でしょう？
療養型の病院で働いていた時、それについて深く考えるようになりました。

療養型の病院では、ナースコールはほとんど鳴りません。もしくは限られた人が頻回に鳴らしている場合だけです。スイッチを押せる方が少ないからです。食事は管から、数回体位変換とオムツ交換、痰の吸引をしている毎日です。週に2回ストレッチャーで入浴し、機能維持の為１日1～2回、人によっては週に数回離床します１日中テレビやラジオを見聞きする方もいます毎日家族が来られる方ももいれば、数ヶ月に一度のカンファレンスさえ出席を渋りほとんど訪ねてくる人がない方もいます

人間は刺激がないと精神を壊してしまうそうですが、どのくらいの低刺激まで耐えられるのでしょうか？
30代～50代の方も多くいます。私たちと同じ年代の方がずっと壁や天井を見つめる毎日です。

その方々の幸せ・楽しみとは何でしょう？テレビやラジオを持っている方はそれが楽しみでしょう（ただしチャンネルは自分で変えられない方が多く、変えたくても伝えられない方も多いですが）家族や友人の来訪や週に1～2回のリハビリ、美人な看護師・介護士のケアを心待ちにしている方もいるでしょう手芸や集団リハビリ、遊びリテーションかもしれません(参加可能な方は少ないですが)

続きはまた明日。。。今回からは幸せシリーズです。