日本失語症協議会愛知大会パート3
(前回までのお話し…一日目は那覇から名古屋に行き、ホテルに着きました。)
2日目障碍者の朝は早い朝食のレストランのオープンが7時ですが、7時に行ったらもうみなさんいらっしゃいましたそして9時半開場ですが、9時には大会会場の愛知淑徳大学に着いていました
開会宣言、司会者とも中等度~軽度の失語症の方でした。体操をして盛り上がり、後は絵手紙コーナーやスリッパ卓球と各々好きなブースへ行きました。絵手紙をゆんたく会メンバーで塗った後、私とろなちゃんだけ別行動~NPO法人失語症デイ振興会という、今は亡き遠藤先生が創設した団体がありますが、その分科会に参加しました。全国には20弱の失語症者の為の通所施設があるらしいです。今回は、遠藤先生が作ったデイサービスはばたきさん、失語症者の作業所トークゆうゆうさん、デイサービスことばの泉さん、ことばの道デイサービスさん他が参加していました。経営状態や日々のリハビリの内容等を報告し合いました。小規模なので、どこも経営状態は苦しいようです
分科会が白熱して愛知県の失語症友の会の活動報告を聞き逃してしまいました。
お弁当後はシンポジウムがありました。失語症者の置かれる社会参加について、行政や民間のボランティア、教育等、様々な立場の方々が発表していました。要約筆記の養成、失語症者の身体障碍者の等級の見直し、就労支援等々…その後は待ってました大田仁史先生の講演会です大田先生は医師で、リハビリ関連の著作も多く、テレビにもよく出ている大変偉い方ですが、大変気さくで面白い講演をしてくれますので、何回聞いても飽きません。今回も感動しました。失語症などの障害をある日突然負って、どん底にいる人が元気になるのはやはり仲間の力が重要だ、とおっしゃっていました。くばの葉、くばごころも目指すところです
大盛況で大会が終了し、夕方は懇親会です
(つづく)
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